アメックスホームで理想の家づくり

小さな平屋のお話会 満員御礼

[pankuzu]


小さな平屋のお話会 満員御礼

宝塚市の設計事務所春摘
和田純さんを招いてお話会を開きました。

小さな平屋がいいのは何故?

小さい方が建築費も安いし、
将来のメンテナンス費用も安い。

光熱費も安く、
お掃除も楽だし、
コンパクトに暮らせる・・・

分かっていても、家を小さくすることに踏み切れない人に、
設計によって解決できることを教えてくれる、
とてもいいお話でした。

家を小さくするためには
大きな家を単純に70%縮小というわけには行きません。
トイレやお風呂など、小さくするには限界があります。

和田さんが考えたのは、リビングを出来るだけ大きくとり、

1. 兼用できるところは兼用する
2. せまく感じないように窓を配置する
3. 無理のない最小スペースを考える

そして、家を計画する前に、

4.持ち物を減らす
ということアドバイスしているそうです。

整理収納の作法を、家を建ててからでなく、
家を建てる前にやっておくと家が小さくできるという発想です。

都市では土地の値段が南信の10倍以上するところはざらです。

地方から都市部へ移住する時も同じように
物を減らす必要があるのと同じことかな、
と聞いていました。

坪単価の罠のお話 最高!
他社との金額比較をしたいというのは分かりますが、
性能、資材、設備が違うので、
単純に比較できません。

単価を下げたいのであれば、
詳細見積もりをみて、
ひとつひとつチェックする

そして例えばキッチンの仕様、
床材の種類などで当然単価は変わります。

ネット販売のように仕入れは安くても、
トラブル対応がなかったり、

高い仕入れでもアフターが
しっかりしていた方が有利ということもあります。

大工単価や手数料を下げると、
相手のモチベーションが下がるので要注意!なんていう話も。

和田さんが私たちが言いにくいことを分かりやすく代弁してくれました。

うちの会社が相見積もりを受けないのは、
ざっと坪単価を出すことを極力避けているためです。

アメックスホームが相見積もりをしない理由
https://amex-ina.com/blogs/comparable-quotation/

やるかやらないか分からない物件について、
詳細な見積もりを出すために、
何時間もかければそれもコストになるのです。

和田さんの活動について
和田さんは、小さな平屋は「ひとつの解」であって、
これでなくてはいけないということはないと言います。

無垢材を使わず、新建材というものに抵抗がない人は
価格の低い新建材を使えばいいし、

土地の値段が高くて家までお金が回せないような地域であれば、
マンションや二階建ての戸建てでもいいのです。

でも、戦後植林された木をきちんと使うことで地球環境、
地域経済の活性化につなげたい。
経年美化する自然素材の心地良さを当たり前にしたい。

そういう想いで活動をされていることがとても印象的でした。

小さな平屋に取組む理由
2人以下暮らしが全世帯の66%を超えているという国の調査があります。

アメックスのお客さんは子育て世帯が7割、
1~2人暮らしの世帯が3割です。

空き家の問題は、傷み具合ということと、
1~2人世帯にあった空き家がほとんどないということだと考えます。

この地域であれば、高性能な小さな平屋が増えることで、
世代交代があった時も、
スムーズに住み継がれるのではないかと考えています。

これからの小さは平屋プロジェクト

お話会の後、
今後小さな平屋プロジェクトをどうすすめるかを和田さんとも打合せしました。

私たちのプロジェクトは和田さんの小さな平屋プロジェクトを、
この地に合わせたアメックス専用プロジェクトになりそうです。