家づくりには、それぞれのご家族のストーリーがあります。
こだわりや優先順位、土地の条件、資金計画―そのひとつひとつが異なります。
今回のお客様は、住宅ローンがまだ残るお住まいに暮らしながら、新しい家への住み替えをご検討されていました。
しかも、新しい土地はまだ決まっていないという状況です。
「もし前の家が売れなかったら? 希望の土地が見つからなかったら? その土地が高すぎたら?」
いくつもの不安があるなかでのスタートでした。
完成時期の目処も立たず、ご希望どおりの住まいが本当に実現できるのか。
私たちも正直なところ、不安がありました。
もしAIが、これから家を建てる方の「難易度」を判定できるとしたら、今回のお客様はきっと「ウルトラC」と診断したでしょう。
そんな状況の中、2022年にご夫婦で見学会にお越しいただきました。
その柔らかい雰囲気の奥に、「自分たちの家づくりの難しさを理解したうえで、それでも信頼できる相手を見つけたい」という強いお気持ちがにじんでいました。
私たちスタッフは、初めてお会いしたその日、
「たとえ途中で計画が頓挫してしまっても、最後まで寄り添おう」
そう話し合ったのを、今でもはっきり覚えています。
そしてその住まいが、まもなく完成を迎えます。
お施主様からは、心のこもったお手紙もいただきました。
その原文は、以下のページでご紹介しています。ぜひご覧ください。→【お施主様からの手紙】
また、完成したお住まいをご覧いただける見学会を、5月24日(金)・25日(土)の2日間開催いたします。
お手紙を読んでから見学会にお越しいただくと、「ああ、こんなふうに形になったんだな」と、より深く楽しんでいただけるのではないかと思います。
見学会の詳細・申し込みはこちら→【2025年5月住宅完成見学会のご案内】