強盗に空き巣の増加は困ったものです。
警備会社の売り上げものび、ホームセンターに行けば、防犯カメラ、センサーライトがずらっと並んでいます。
それを眺めていて、防犯対策って、ここから入ってきたら嫌だからここに防犯フィルム貼ろうとか、
このあたりに防犯カメラを付けたら、うまく写るなとか、ディフェンスというか守りの姿勢で考えがちだなと思いました。
でも、もし自分が、切羽詰まって、空き巣や強盗に入るしかないと思い込んでしまったら?
きっと、どんな家に入り、どうやって物を盗み、見つからないように逃げようか
そういう視線で一生懸命に考えるはずです。
不審者を恐れて、防犯グッズを買い求める前に、自分が泥棒になり切って、どうやって泥棒に入るか考えてみてはどうでしょうか。
いきなり現地に行くのは効率も悪いし、どこかの防犯カメラに写ってしまうと、後の捜査に使われてしまいます。
まずは、インターネットで、ターゲット候補を絞り込みます。
使うのは、Google Mapとgoogleストリートビュー(以下、ストリートビュー)です。
Google Mapでだいたいの街並み、警察の場所などを調べます。次に、ストリートビューです。
ストリートビューは、詳細に建物の情報も見ることができます。
侵入しやすさ、かくれやすさ、逃げやすいの視点で物色します。
現地調査に行くのは、その次です。
web上で見れない家は後回しになり、侵入ターゲット候補にされるリスクが下がることが期待できます。
なので、そもそもストリートビューで見れなければ、このストリートビューですが、googleにぼかしを依頼することができます。
試しに、自宅の画像ぼかし依頼をgoogleに出したところ、依頼翌日には、ぼかしが入っていました。

家の北側が道路ですが、北側(↑)はもちろん、南側(↓)からも見えなくなりました。

参考ですが、自宅には、セキュリティーも入れていますが、道路や隣家からよく見えます。
隠れる場所が全くないので、この家に入ろうとしたら人に見られるだろうという心理が働くはずです。
実際に家を建てる時にそう考えて設計してもらいました。
ただし、人口衛星の画像google earthからは消えません。
注意としては、いったんぼかしを入れると、もとに戻せないようです。
私たちもストリートビューは使います。特にリフォームの相談があった場合や、購入予定の土地の相談を受けた時に使います。
なので、ぼかしを入れるのは、アメックスホームの仕事が終わってからにしてもらえるとうれしいです(笑)
伊那、箕輪でも強盗犯罪は起きてしまっています。まずは、ネット上から自宅の画像が見えないようにすることは大切だと思います。 簡単な作業ですが、パソコンやスマホの操作が苦手な人は、得意そうな知人や、家族が集まる時に誰かにやってもらってはどうでしょうか。
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