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快適な住まいは夫婦関係が円満

2025年1月28日

工務店向けのタブロイド紙「新建ハウジング」で、興味深い記事を目にしました。
その記事によると、住まいの快適さが「円満な夫婦関係」に影響していると考える回答者が70.6%だったそうです。

この結果自体は納得感がありますが、逆に「影響しない」と考える人が約30%もいることに驚きました。
これだけ住まいの環境が重要視される時代に、どうして30%の人がそう考えるのか、とても気になります。

全国の30~60代の既婚男女1,000人にインターネットを使って実施した調査結果 WAKUWAKU(東京都目黒区が実施)

五感に訴えるような不安要素、
たとえば「寒い」「冷たい」「暑い」「むしむしする」「うるさい」「くさい」「暗い」などがあるとイラっとしますよね。
「片付かない」、「散らかっている」、「物が見つからない」、「物が壊れている」、「動線が悪い」と住まいの不便さもストレスの原因になります。
さらには二酸化炭素濃度が高い環境にいると、頭痛がしたり集中力を欠いたりすることもあります。
中には、心霊的な要素や隣人トラブルが原因で、住まいに不満を感じる人もいるかもしれません。

一方で、住まいがどれだけ快適でも、夫婦関係が円満でなくなるケースもあります。その一因として挙げられるのが「ローン地獄」です。

ある量産型ハウスメーカー(名前は伏せます)が提供する資金計画や金融機関のローン審査は問題なく通過しました。
しかし実際に住み始めると、ローン返済で生活費がギリギリ。旅行も外食も我慢が続き、ボーナスはローン返済に消えてしまう。
結果として、快適なはずの家が居心地の悪い場所になり、築3年の家が売りに出される、そんな話を耳にしたことがあります。

こういう事態を避けるため、アメックスでは「余裕のある資金計画」を強くお勧めしています。
たとえば、住まいの修繕費10年ごとに300万円(※住まいによる)みておくとか、光熱費が少なくて済む断熱気密性能にしておくことも重要です。
光熱費は上がり続ける可能性があるし、太陽光発電などの再エネ設備は壊れたら、修理や買い替えが必要になる時が来ます。

結論として、住まいを持つなら「無理のない住宅ローンの範囲で快適な家」を手に入れることが重要です。
と、ここまで書いてみて、住まいの快適さが夫婦関係に影響しないと考えている30%の人たちは、本当にすごい!と思えてきました。

寒くても、暑くても、お金がなくても――
「あなたがいればずっと夫婦円満」。 もしかすると、それこそが「本当の夫婦円満」なのかもしれませんね。

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