洗濯機の洗濯槽、3年ぶりに掃除してみた
ぼくが事務局をしている、八ヶ岳エコハウス「ほくほく」は、二拠点生活ということもあって、毎日洗濯をしているわけではありません。
洗濯後は、しばらく蓋を開けて乾かすようにしているのですが、気がつけば使い始めて3年間、一度も洗濯槽の掃除をしていませんでした。
「もしかして、中はカビだらけかも?」と心配になり、念のため洗濯槽クリーニングをしてみることに。
今回使ったのは、酸素系漂白剤と50℃のお湯。
やり方は以下のとおりです:
- お湯(50℃)50Lに対して、酸素系漂白剤を500gドバっと投入
- 洗濯機の「洗い」モードで5分間まわす
- そのまま3時間放置
結果は――なんと、汚れはまったく浮いてきませんでした!

実は「ほくほく」では、普段からお湯で洗濯しています。
しかもそのお湯は、太陽熱で沸かしたものです。
アメックスホームのハイブリッドソーラーハウスも同様に、太陽熱でつくったお湯を洗濯に使うのが標準仕様になっています。
この季節、洗濯槽のカビが気になる時期ですが、お湯と酸素系漂白剤の組み合わせは、とても有効な対策です。
しかも、電気やガス、灯油を使わずに、太陽熱だけでお湯が使える暮らし。
光熱費を抑えながら、強い薬品に頼らず衛生的に洗濯ができるのは、大きな魅力です。
これからの住まいには、洗濯がお湯でできる環境を。できれば、太陽熱で沸かしたお湯をおすすめします。
残り湯+酸素系漂白剤ってどうなの?
ちなみに、入浴後の残り湯に酸素系漂白剤を入れて洗濯する方法は、実はぼく自身は試したことがありません。
酸素系漂白剤は温度によって活性が高まるので、残り湯がぬるくなっていなければ、ある程度の殺菌効果は期待できると思います。
ただし、残り湯には皮脂やタンパク質が含まれており、それに対して酸素系漂白剤が反応して効果が落ちる可能性も考えられます。
また、入浴剤が入ったお湯の場合は、洗濯機や漂白剤との相性に注意が必要です。できれば避けたほうが無難かもしれません。
目的が「洗濯槽のカビ予防」や「衣類の除菌」なら、おそらく問題はないと思いますが、詳しいことをご存知の方がいれば、ぜひ教えてください!
🟡 まとめポイント
- 洗濯槽の掃除は「お湯+酸素系漂白剤」でOK
- 太陽熱で沸かしたお湯なら、光熱費ゼロ&衛生的
- 残り湯の活用は、条件次第。入浴剤には注意!
川合英二郎