先日“住宅省エネ2025キャンペーン”の公式HPが開設され、2025年度に使える新築・リフォーム補助金の実態が明らかになってきました。
2024年度と比較して一部名称、対象要件、補助額に変更はあったものの、類似の補助金制度といって問題ないでしょう。
本ブログでは『2025年は窓リノベ』と題して
今年は窓リノベをするべき理由を解説していきます。
1.「4号特例廃止」でリフォームが難しくなる!?
今年は窓リノベをすべき1番の理由はこれです。
「4号特例」とは1980年代に導入されたルールで、「対象となる建築物の審査の一部を省略できる、構造計算書の提出が不要」といったものです。
このルールが2025年3月末で廃止され、リフォームにかかる施工業者の手間増加とそれに伴うお客様の負担増加が予想されます。
2. 窓リノベは従来通り
「4号特例廃止」の目的は建築物のエネルギー消費性能の向上・より安全な構造にして「安心して住める家であることをチェックする体制を強化すること」です。
そのため、構造をいじるリフォームやエネルギー消費性能に影響を及ぼす増改築の難易度は上がる一方で、窓リノベは従来通りの手続きのみで施工が可能となっています。
3. 2024年の補助金申請額の割合は73%
2024年度のリフォームに関係する補助金の予算に対する申請額の割合が下図の通りです。

壁・床・天井の断熱工事で使用できる「子育てエコホーム支援事業」やキッチンやお風呂の入替時に使用できる「給湯省エネ2024事業」の割合が100%に近いのに対して、「先進的窓リノベ2024事業」は73%と低い値になっています。
また、月別支給割合をみても年末に駆け込み需要が発生している様子はありませんでした。

4. 2025年度は窓リノベ
つまり予算を余らせた窓リノベの補助金事業は比較的申請が通りやすいことが見込まれます。
大型リフォームの手続きが複雑化して工務店もまだ慣れていない、
さらに24年度の予算が余ったことによる補助金申請のハードル低下した25年度こそが窓リノベの年なんです。
「窓リノベの効果」については別記事で投稿予定ですので、少々お待ちください。
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